この仕事を選んだのは専門知識を活かし、職人のように働けるところに魅力を感じたからです。
　将来の夢は大工でしたが、夢半ばで挫折してしまいました。この仕事を選んだのも、専門知識を活かして職人のように働くところに共通点を感じたからです。木を相手にするのか、機械を相手にするのかの違い。そう思うと徐々に機械の構造にも興味が湧いてきてました。そして、高校卒業後に物流機器システムや工業用炉の据付・点検などをおこなう当社に入社しました。

　入社してから2カ月間は研修があります。そこでは専門的な知識や技術をいろいろ教えてもらえました。当時は実際に手がけるコンベアなどのを間近で見て「これを僕が手がけるんだ……」と不安を募らせもしました。
　私が配属されたのは技術職です。様々な物流機器や工業用炉の点検、修理、据付、また、それらにともなう電気工事が主な仕事です。最初に任されたのがクレーンの点検やメンテナンスで、クレーンのチェーンに油を塗るときに、ベトベトにして怒られていましたね。本当は薄く塗らないといけないんです。入社当初はそうやって失敗から学ぶことがたくさんありました。
　日々、勉強。1日1個でも新しいことを吸収していこうという気持ちで働いています。お客様の倉庫は、食品関係、製造関係、病院など、さまざま。作業環境も違ってきます。時には、鉄粉だらけの倉庫や、40度近くの倉庫もあればマイナス10度の冷凍倉庫で点検することもあります。環境によって点検の仕方もチェックすべきところも違ってきます。

　社内勉強会などの教育システムが充実しているのも当社の魅力です。また、今日から使える技術や知識をその場で会得できる環境もありますので、仕事を始めてから専門知識を覚えていけばいいんです。さらに必要な資格を取得するときは、会社が費用を負担してくれます。
　入社時に専門知識がなくても何の問題もありません。興味を持たれた求職者の方は、ぜひ一度会社見学に来て下さい。